まずは、2018年12月26日から3月15日まで15分間隔で温度を測定したグラフです。
AIR:外気温、GND:地面下10cm位、BOX:M.trunciflora地植えの無加温保護ボックスの中の温度です。最低気温は1月10日の-2.7℃でした。2017年冬の最低気温-6.2℃と比べると暖冬だったことがわかります。
◯ピタンガ(地植え)
ビニールカバーで保護越冬した後の3/21の状態です。手前の大きい方が赤い実の品種。下の紅葉しているのがピタンガホワイトです。
暖冬のおかげで細い枝も枯れませんでした。
11/3の様子です。赤い実の品種は今年は数個花が咲き、一つだけ実がなりました。
右下に少し写っているのは初登場のオークションで入手した耐寒性強めのピタンガです。
今年は3本ともビニールカバーの保護無しで越冬にトライしようと思います。
◯Myrciaria sp.(Fuzzy Jaboticaba)
3/21の状態です。この時点でひこばえが出て来ていました。
残念ながら11月時点で枯れているのに気がつきました。暖冬でダメージが少ないかと
思いましたが、急に枯れてしまうパターンです。寒さに強いはずのM. truncifloraも一株暖冬後枯らしていますので、ありがちなパターンなのかもしれません。
◯Myrciaria sp.(カンボイム?、ラムベリー?)
一昨年の寒波ですでに枯れていて復活しませんでした。
◯Psidium sp.(Psidium guineenseの近縁種?)
こちらも復活せず枯れてしまいました。
あまり寒さには強いとは言えなさそうです。
◯デビッドソン・プラム
3/21の様子。
11/3 今年は例年になく勢いよく成長しました。
今年もカバーで保護する予定。
◯イエローストロベリーグアバ
3月時点では写真の割り箸くらいの高さだったのが4倍くらいの高さに成長しました。
ビニールカバーで保護する予定。
◯レッドグアバ(Eugenia sp.)
3mくらいに成長していますが開花はまだのようです。
今年は試しに保護なしで越冬させる予定。
◯ストロベリーグアバ
つま楊枝くらいの太さの小苗でしたが、高さが3倍くらいに成長して順調です。
ペットボトルカバーで保護する予定。
◯Sete capotes
3月から倍くらいに成長して順調です。
今年もプラ段カバーで保護する予定。
◯Myrciaria trunciflora(Plinia peruviana)(ジャボチカバ ミウーダ)
枝枯れもなく問題なく越冬しましたが成長はゆっくりです。
中空ポリカカバーで保護する予定。
◯アボカド メキシコーラ 保護なし。
順調です。
◯ジャボチカバ(ponhema)
暖冬だったにもかかわらず復活ぜず。枯れてしまったようです。
◯Eugenia pyriformis
順調です。
この株は去年同様カバーして保護します。
こちらは去年無保護で越冬した株です。順調そうなので今年も無保護で越冬させる予定です。
◯サバンナピタンガ(Eugenia calycina (Eugenia involucrata))
上半分枯れていたのが順調に復活、去年同様不織布で覆って保護します。
学名は、Eugenia calycinaはheterotypic synonymでEugenia involucrataが正式みたいですね。
こちらは、新たにセレージャにつぎきしたものです。
セレージャに接木したことによる耐寒性への影響が見たいので無保護で越冬させます。
◯ジャボチカバ大葉(四季なり)実生
何本か実生苗があったのですが残ったのはこの1本のみです。
◯ジャボチカバ大葉(四季なり)
一昨年の大寒波の被害から回復しつつあります。
去年同様不織布で覆って保護します。
◯Plinia cauliflora ジャボチカバ(サバラ)
こちらも順調に回復しつつあります。
不織布で覆って保護します。
○ホワイトサポテ
台木だけですが、不織布で保護します。
◯Eugenia sp.(ニューカレドニア)
去年地植え越冬後、葉っぱ一枚から写真のように成長しました。
ことしも中空ポリカカバーで保護予定です。
◯今年初登場の品種たち。いずれも中空ポリカカバーで保護する予定です。
・イエローチェリーオブリオグランデ
・Euenia candolleana(Cambui roxo)
・Myrcianthes pungens(guabiju)
・Campomanesia phaea(Cambuci)