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2026年9月28日月曜日

2025年地植え越冬結果

 2025年の冬は2月9日に−8.0℃を記録する今までにない最強寒波の年でした。








例年の冬は非常に寒い年でも−6℃程度でしたが、さすがに-8℃まで下がると地植えの熱帯果樹へのダメージが大きかったです。

・ピタンガ(無保護越冬)

SSHさんの赤実ピタンガは細い短果枝の先端の芽がことごとく枯れてしまいました。枝自体は大丈夫なので枯れ込むことはありませんでしたが今年は花が一つも咲きませんでした。通常秋に2期目の花が咲くのですがそれもない様です。











耐寒性が強い小さい黒実のピタンガ?は問題なく越冬し実もつけました。











耐寒性が強い小さい黒実のピタンガ(♀) x SSH(♂)

鉢植えで無保護越冬でしたがダメージはありませんでした。












その他 Pitanga white(赤実) 上の方の太めの枝も枯れ込みました。

BlackStar(黒実) 地面から40cmくらい以上は枯れ込みました。


こうしてみると耐寒性の強い順に

耐寒性が強い小さい黒実のピタンガ = 耐寒性が強い小さい黒実のピタンガ(♀) x SSH(♂) > SSH > Pitanga white > BlackStar

という感じです。


・デビッドソンプラム(不織布で防寒)

背丈よりも大きく育っていましたが-8.0℃は限界を超えたようで根本付近まで枯れこんでしまいました。それでも根本近辺から芽吹き復活しつつあります。












・サバンナピタンガ(Eugenia calycina)(不織布で防寒)

こちらもかなりダイバックしましたが根元付近から芽吹いています。











・ジャボチカバ

アッスーワン(不織布で防寒)

本品種はあまり寒さに強いとはいえず枝枯れがひどいですがかろうじて芽吹いています。











小葉(SSH)(不織布で防寒)

以前は枝枯れを起こしていましたが順化したのか細い枝のダメージは少なかったです。春の芽吹きにはかなり時間がかかりました。











下野Giant(無保護越冬)

細い枝の芽吹きも早く順調そうに見えましたが原因不明の新芽が枯れる現象が起こりました。このまま枯れ込むのも嫌なので思い切って切り戻した結果今の所順調そうです。耐寒性は大体目処がついたので今後は不織布で覆うなど防寒対策をしっかりする予定です。












横に置いておいて無保護で越冬させた同系統鉢植え

細枝の一部枯れましたが新芽が枯れる現象はありませんでした。新芽枯れは単純に寒さのせいではなさそう?










・セッチカポーテス(無保護越冬)

耐寒性が高い樹種ですが−8.0℃では枝の一部が枯れました。今年は下の方の枝に花が1輪のみ咲きました。











・Uvaia(Eugenia pyriformis)

東側の株(不織布で防寒)

例年ダメージを受けているのでもっと枯れてるかと思いましたが木の上部半分が枯れただけで済みました。葉は冬期全て枯れ落ちました。











上記に寄せ植えした別系統株(不織布で防寒)

特にダメージはありませんでした。











・西側の株(無保護越冬)

例年ダメージなしですが-8.0℃に短期間さらされても葉は緑を保ちダメージなし、花もたくさん咲きました。ただし実がならないのが難点。自家結実しないのかな?











Uvaiaに関しては doce da serra種、ベラミー由来株、lutescens x pyriformisを挿し木増殖中なので将来的にはこれらの耐寒性テストもしてみたいです。


・Sweet ubajay(Hexachlamys edulis)(無保護越冬)

東側の株、西側の株ともに無保護で問題なく越冬しています。

東側の株










西側の株










・Guabijyu(Myrcianthess pungens)(無保護越冬)

ダメージなく越冬できました。










・Annona emarginata(無保護越冬)

西側の株

上半分くらい枯れ込みましたがだいぶ時間が経ってから芽吹きました。











東側の株

根本付近まで枯れ込みましたが復活しています。











・midyim berry(ビニールポットカバーで保護)

-8.0℃に耐えていますが相変わらずの成長はゆっくりです。











・ストロベリーグアバ(無保護越冬)

イエローストロベリーグアバ

一部枝が枯れましたが花も咲き実もなっています。











Psidium sp "Red Guava"

最上部の枝が枯れましたが花も咲き実もなっています。









・オレンジセレージャ(無保護越冬)

問題なく越冬しています。











似た品種のEugenia aff minutifolia "Cereja de Anestor"も挿し木で増殖中なので将来的に耐寒性テストをしてみたいです。


・チャナー(鉢植え、無保護越冬)

鉢植えで放置状態ですが問題なく越冬した様です。








今年初登場の品種

・Eugenia cereja

今年の地植え越冬テストに初エントリー予定です。

耐寒性は強いとされていますが去年の挿し木状態での耐寒性テストでは茶変して枯れてしまいました。果たしてどうなるか?発泡スチロールなどで厳重に防寒する予定です。












・Myrciaria aff. tenella

複数本苗があったので思い切って東側に地植えしました。

耐寒性は全くわからないのでマルチング、発泡スチロールなどで厳重に防寒する予定です。









2026年6月22日月曜日

耐寒性

理化学研究所が酢に耐乾性を増す効果があることを発見しましたが、またまたすごい発見をしたようです。今度はエタノールに耐寒性を増す効果があることがわかりました。

ttps://www.riken.jp/press/2026/20260604_1/index.html

・0.1~0.5%程度の濃度のエタノール水溶液を与える
・0℃以下の凍結温度にさらす。
・エタノール処理されたものは耐寒性が増す

エタノールには耐乾性や耐暑性を増す効果があることが知られていましたが耐寒性にも効果があるというもので素晴らしい発見と思います。

去年−8℃に耐えた地植えジャボチカバですが、ここに来て原因不明の枯れが発生してきました。

















枝ごと枯れたり、上の方の芽が枯れたりしています。
−8℃ともなると目に見えないダメージがあるのかもしれません。

エタノールを投与すればこのような原因不明のダメージも軽減される可能性があります。

濃いエタノール水溶液は植物を枯らしてしまうことがわかっているので、まずは実生鉢植えジャボチカバに0.5%のエタノール水溶液を灌水してみて悪影響がないか確認してみることにします。




2026年4月13日月曜日

春本番

 ようやく春らしくなってきました。

毎年のことですがタイムが満開です。










今年は庭に不気味なキノコが生えてきたのに気がつきました。










野生のキノコは怖いので食べませんがおそらく高級食材のアミガサタケだと思います。

しかしどこから飛んできたのか、鳥にでも運ばれたのか

※アミガサタケは生の状態では有毒で必ず茹でるなど加熱処理で毒抜きが必要。その際湯気にも毒成分が揮発するので換気も必要。似た外観のシャグマアミガサタケは猛毒のため誤食しないこと。だそうです。

2026年3月30日月曜日

お花見2026

親水公園にお花見に行ってきました。








満開まではあと少しといった感じかな?

2026年2月23日月曜日

耐寒性テスト(挿し木編)part 2/2

耐寒性テスト(挿し木編)part 2/2です。 

part1/2からの続きです。

2/9に当地では珍しく-8.0℃という最強寒波を記録してからから6日後の状態となります。

・Eugenia pyriformis(西側の株)
 比較用に入れた地植え株からの枝です。ダメージはありません。




地植え西側の株。若干の葉の変色は見られますがダメージは無いように見えます。



東側の別系統株は例によって葉がバリバリに枯れてしまいました。




















・Eugenia sp. "Uvia doce da serra"
 ダメージはありません。




・Eugenia lutescens x pyriformis
 ダメージはありません。
















・Eugenia pyriformis "Uvia Doce"(Bell)
 ダメージはありません。















・Eugenia sp. "Pitanga Amarelo da Unicamp"
 氷った跡はありませんが先端の小さな葉は落葉しました。





























・Myrciaria sp. "Pastora"
 新芽の柔らかい部分はダメージを受けました。古い硬いはも一部変色しました。




























・Eugenia sp. "Pitanga Juba" (Eugenia macrobracteolata)
 驚いたことに全くダメージがありません。耐寒性は強いかもしれません。





























・Eugenia sp. "Mármore rubi preto"
 変色など若干のダメージがあります。





























・Eugenia cereja
 柔らかい新芽を使ったせいかもしれませんが茶色く変色してしまいました。
ネットの情報だと-5℃に耐えるとされていますが、
今後地植えテストをしてみたいと思います。




























・Eugenia dichroma
 かなりのダメージを受けています。
 耐寒性は低そうです。





























・Eugenia sp. "Exceptional"
 全くダメージがありません。Pitanga Juba同様に耐寒性は強いかもしれません。



























・Eugenia sp. "Camboim Amarela"
 氷った後茶色く変色しています。耐寒性はあまり高くないかもしれません。





























・Myrciaria plinioides
 ダメージは無いように見えます。地植え耐寒性テストの候補の一つになりそうです。





























・Myrciaria strigipes
 葉全体に氷った跡があります。また変色も見られます。





























・Myrciaria sp. "Rio Paraiba do Sul"
 Myrciaria strigipesと同じような結果で、葉全体に氷った跡があります。また変色も見られます。






























・Myrciaria caerulescens
 氷った後は見られずダメージはありません。耐寒性は強いかもしれません。






















・Myrciaria aff. tenella "Vermelho"
 全くダメージを受けていない様に見えます。耐寒性が高い可能性があります。





























・Myrciaria cuspidata(Orange)
 ダメージはありません。
































・Jaboticaba 下野大実(地植え株)

同系統の別株が-5.1℃でダメージなしだったので地植えをした株です。

下の方の葉の極一部は大丈夫そうですがほとんどの葉は氷った後バリバリに乾燥してしまいました。本品種の葉の耐凍性は−5℃〜-8℃の間にあると言えます。
この株が枯れてしまったのか暖かくなって新芽が出て来るのかは今後注視していきたいと思います。






















今回の挿し木状態による耐寒性テストではいくつかの種類がかなりの耐寒性がある可能性が示されました。今後それらの種類をなんとか増殖して地植え耐寒性テストをしていきたいと思います。