2025年の冬は2月9日に−8.0℃を記録する今までにない最強寒波の年でした。
例年の冬は非常に寒い年でも−6℃程度でしたが、さすがに-8℃まで下がると地植えの熱帯果樹へのダメージが大きかったです。
・ピタンガ(無保護越冬)
SSHさんの赤実ピタンガは細い短果枝の先端の芽がことごとく枯れてしまいました。枝自体は大丈夫なので枯れ込むことはありませんでしたが今年は花が一つも咲きませんでした。通常秋に2期目の花が咲くのですがそれもない様です。
耐寒性が強い小さい黒実のピタンガ?は問題なく越冬し実もつけました。
・デビッドソンプラム(不織布で防寒)
背丈よりも大きく育っていましたが-8.0℃は限界を超えたようで根本付近まで枯れこんでしまいました。それでも根本近辺から芽吹き復活しつつあります。
・サバンナピタンガ(Eugenia calycina)(不織布で防寒)
こちらもかなりダイバックしましたが根元付近から芽吹いています。
・ジャボチカバ
アッスーワン(不織布で防寒)
本品種はあまり寒さに強いとはいえず枝枯れがひどいですがかろうじて芽吹いています。
小葉(SSH)(不織布で防寒)
以前は枝がれを起こしていましたが順化したのか細い枝のダメージは少なかったです。春の芽吹きにはかなり時間がかかりました。
下野Giant(無保護越冬)
細い枝の芽吹きも早く順調そうに見えましたが原因不明の新芽が枯れる現象が起こりました。このまま枯れ込むのも嫌なので思い切って切り戻した結果今の所順調そうです。耐寒性は大体目処がついたので今後は不織布で覆うなど防寒対策をしっかりする予定です。
横に置いておいて無保護で越冬させた同系統鉢植え
細枝の一部枯れましたが新芽が枯れる現象はありませんでした。新芽枯れは単純に寒さのせいではなさそう?
・セッチカポーテス(無保護越冬)
耐寒性が高い樹種ですが−8.0℃では枝の一部が枯れました。今年は下の方の枝に花が1輪のみ咲きました。
・Uvaia(Eugeni pyriformis)
東側の株(不織布で防寒)
例年ダメージを受けているのでもっと枯れてるかと思いましたが木の上部半分が枯れただけで済みました。葉は全て枯れ落ちました。
上記に寄せ植えした別系統株(不織布で防寒)
特にダメージはありませんでした。
・西側の株(無保護越冬)
例年ダメージなしですが-8.0℃に短期間さらされても葉は緑を保ちダメージなし、花もたくさん咲きました。ただし実がならないのが難点。自家結実しないのかな?
Uvaiaに関しては doce da serra種、ベラミー由来株、lutescens x pyriformisを挿し木増殖中なので将来的にはこれらの耐寒性テストもしてみたいです。
・Sweet ubajay(Hexachlamys edulis)(無保護越冬)
東側の株、西側の株ともに無保護で問題なく越冬しています。
東側の株
西側の株
・Guabijyu(Myrcianthess pungens)(無保護越冬)
ダメージなく越冬できました。
・Annona emarginata(無保護越冬)
西側の株
上半分くらい枯れ込みましたがだいぶ時間が経ってから芽吹きました。
東側の株
根本付近まで枯れ込みましたが復活しています。
・midyim berry(ビニールポットカバーで保護)
-8.0℃に耐えていますが相変わらずの成長はゆっくりです。
・ストロベリーグアバ(無保護越冬)
イエローストロベリーグアバ
一部枝が枯れましたが花も咲き実もなっています。
Psidium sp "Red Guava"
最上部の枝が枯れましたが花も咲き実もなっています。
・オレンジセレージャ(無保護越冬)
問題なく越冬しています。
似た品種のEugenia aff minutifolia "Cereja de Anestor"も挿し木で増殖中なので将来的に耐寒性テストをしてみたいです。
・チャナー(鉢植え、無保護越冬)
鉢植えで放置状態ですが問題なく越冬した様です。
今年初登場の品種
・Eugenia cereja
今年の地植え越冬テストに初エントリー予定です。
耐寒性は強いとされていますが去年の挿し木状態での耐寒性テストでは茶変して枯れてしまいました。果たしてどうなるか?発泡スチロールなどで厳重に防寒する予定です。
・Myrciaria aff. tenella
複数本苗があったので思い切って西側に地植えしました。
耐寒性は全くわからないのでマルチング、発泡スチロールなどで厳重に防寒する予定です。