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2026年10月4日日曜日

パッションフラワー Byron Beauty開花



パッションフラワー Byron Beautyが開花しました。
この品種も花付きは良いようです。
青紫と白の斑らが綺麗な周りの糸状のひらひらは副花冠(ふくかかん)と言いトケイソウ特有の組織で「第3の花びら」のようなものだそうです。

花は甘い香りがあります。












Byron Beautyは観賞用の品種で自家結実せず他の品種で受粉しても食用には向かないそうです。








2026年9月28日月曜日

2025年地植え越冬結果

 2025年の冬は2月9日に−8.0℃を記録する今までにない最強寒波の年でした。








例年の冬は非常に寒い年でも−6℃程度でしたが、さすがに-8℃まで下がると地植えの熱帯果樹へのダメージが大きかったです。

・ピタンガ(無保護越冬)

SSHさんの赤実ピタンガは細い短果枝の先端の芽がことごとく枯れてしまいました。枝自体は大丈夫なので枯れ込むことはありませんでしたが今年は花が一つも咲きませんでした。通常秋に2期目の花が咲くのですがそれもない様です。











耐寒性が強い小さい黒実のピタンガ?は問題なく越冬し実もつけました。











耐寒性が強い小さい黒実のピタンガ(♀) x SSH(♂)

鉢植えで無保護越冬でしたがダメージはありませんでした。












その他 Pitanga white(赤実) 上の方の太めの枝も枯れ込みました。

BlackStar(黒実) 地面から40cmくらい以上は枯れ込みました。


こうしてみると耐寒性の強い順に

耐寒性が強い小さい黒実のピタンガ = 耐寒性が強い小さい黒実のピタンガ(♀) x SSH(♂) > SSH > Pitanga white > BlackStar

という感じです。


・デビッドソンプラム(不織布で防寒)

背丈よりも大きく育っていましたが-8.0℃は限界を超えたようで根本付近まで枯れこんでしまいました。それでも根本近辺から芽吹き復活しつつあります。












・サバンナピタンガ(Eugenia calycina)(不織布で防寒)

こちらもかなりダイバックしましたが根元付近から芽吹いています。











・ジャボチカバ

アッスーワン(不織布で防寒)

本品種はあまり寒さに強いとはいえず枝枯れがひどいですがかろうじて芽吹いています。











小葉(SSH)(不織布で防寒)

以前は枝枯れを起こしていましたが順化したのか細い枝のダメージは少なかったです。春の芽吹きにはかなり時間がかかりました。











下野Giant(無保護越冬)

細い枝の芽吹きも早く順調そうに見えましたが原因不明の新芽が枯れる現象が起こりました。このまま枯れ込むのも嫌なので思い切って切り戻した結果今の所順調そうです。耐寒性は大体目処がついたので今後は不織布で覆うなど防寒対策をしっかりする予定です。












横に置いておいて無保護で越冬させた同系統鉢植え

細枝の一部枯れましたが新芽が枯れる現象はありませんでした。新芽枯れは単純に寒さのせいではなさそう?










・セッチカポーテス(無保護越冬)

耐寒性が高い樹種ですが−8.0℃では枝の一部が枯れました。今年は下の方の枝に花が1輪のみ咲きました。











・Uvaia(Eugenia pyriformis)

東側の株(不織布で防寒)

例年ダメージを受けているのでもっと枯れてるかと思いましたが木の上部半分が枯れただけで済みました。葉は冬期全て枯れ落ちました。











上記に寄せ植えした別系統株(不織布で防寒)

特にダメージはありませんでした。











・西側の株(無保護越冬)

例年ダメージなしですが-8.0℃に短期間さらされても葉は緑を保ちダメージなし、花もたくさん咲きました。ただし実がならないのが難点。自家結実しないのかな?











Uvaiaに関しては doce da serra種、ベラミー由来株、lutescens x pyriformisを挿し木増殖中なので将来的にはこれらの耐寒性テストもしてみたいです。


・Sweet ubajay(Hexachlamys edulis)(無保護越冬)

東側の株、西側の株ともに無保護で問題なく越冬しています。

東側の株










西側の株










・Guabijyu(Myrcianthess pungens)(無保護越冬)

ダメージなく越冬できました。










・Annona emarginata(無保護越冬)

西側の株

上半分くらい枯れ込みましたがだいぶ時間が経ってから芽吹きました。











東側の株

根本付近まで枯れ込みましたが復活しています。











・midyim berry(ビニールポットカバーで保護)

-8.0℃に耐えていますが相変わらずの成長はゆっくりです。











・ストロベリーグアバ(無保護越冬)

イエローストロベリーグアバ

一部枝が枯れましたが花も咲き実もなっています。











Psidium sp "Red Guava"

最上部の枝が枯れましたが花も咲き実もなっています。









・オレンジセレージャ(無保護越冬)

問題なく越冬しています。











似た品種のEugenia aff minutifolia "Cereja de Anestor"も挿し木で増殖中なので将来的に耐寒性テストをしてみたいです。


・チャナー(鉢植え、無保護越冬)

鉢植えで放置状態ですが問題なく越冬した様です。








今年初登場の品種

・Eugenia cereja

今年の地植え越冬テストに初エントリー予定です。

耐寒性は強いとされていますが去年の挿し木状態での耐寒性テストでは茶変して枯れてしまいました。果たしてどうなるか?発泡スチロールなどで厳重に防寒する予定です。












・Myrciaria aff. tenella

複数本苗があったので思い切って東側に地植えしました。

耐寒性は全くわからないのでマルチング、発泡スチロールなどで厳重に防寒する予定です。









2026年9月20日日曜日

Psidium longipetiolatum

Psidium longipetiolatum(Araçá Serrano、Araçá Vermelho)の苗を入手しました。


・主な分布:パラナ州(Paraná)、サンタカタリーナ州(Santa Catarina)
・形体:ストロベリーグアバに似た樹木。葉の先端はより丸い形
・樹高:栽培で4〜6メートル、自生地では15〜30mに達することもある
・耐湿性、耐燥性 強い
・耐寒性:USDA ZONE 8b(-9.4°C to -6.7°C )
・果実:紫がかった赤色で2.5〜4 cmの丸型
・開花年数:苗から3〜6年
・学名のlongipetiolatumは長い葉柄を持つという意味
・Araçá Serranoは山のアラサ、Araçá Vermelhoは赤いアラサ


















葉の裏側

















最初4cmくらいの赤い実を付けるPsidium sp. - Red Guavaと同一品種と思っていましたが、Red Guavaがストロベリー香なのに対して本種はシトラス系の風味とのことで別種の様です。

TWFでも別種として売られていますね。
耐寒性も強いので将来は地植え予定です。

2026年9月14日月曜日

パッションフラワー インセンス開花



パッションフラワー インセンスが開花しました。

インセンスは下記2品種の交配で作出された品種で−8℃に耐え根から再生できると言われています。
種子親(母親):Passiflora incarnata(パッシフローラ・インカルナタ / 通称:チャボトケイソウ、メイポップ)
花粉親(父親):Passiflora cincinnata(パッシフローラ・チンチナタ)















2−7cmのの黄色い実がなります。
自家結実性は低く他品種での受粉が必要です。
食用としては果肉が少なく味が薄く酸味が強いため観賞用に位置付けられています。
花は甘い香りがします。

鉢で育てている株は何個も花芽がつきましたが、畑に地植えした株はなぜか花芽ができていません。他のパッションフルーツも花芽ができていないので、今年の結実は無理そうです。


2026年9月7日月曜日

アルゼンチン系ジャボチカバ2

新たにアルゼンチン系ジャボチカバを入手しました。

Plinia sp El soberbio big






















販売元の説明の引用
・エル・ソベルビオ(ミシオネス、アルゼンチン)の緑豊かな亜熱帯林の野生のジャボティカバ(ウルグアイ川流域の在来の野生個体群)
・黒い皮膚を持ち、芳香があり、大きく、非常に甘い
・フレッシュに食べるのに最適
・ジャムやリキュールも可
・Ojo de buey-style(コロナタの有名品種?)



El soberbioの位置(google map)















自生地域はおそらく標高が200m程度なので比較的低い亜熱帯ですが、アルゼンチン品種のためある程度の耐寒性を期待してしまいますね。

2026年8月31日月曜日

アルゼンチン系ジャボチカバ

 アルゼンチン系ジャボチカバの現在の様子です。


・Giant Pirayジャボチカバ(2023/12/18播種)

幹径7mm。











・Peruvian(Peruana?)ジャボチカバ(2023/12/18播種)

幹径6mm。










細長い葉の上記2品種はとてもよく似ていて最近まで区別がつきませんでした。

少し大きくなりようやく下記のような違いが見えてきました。

下の写真で左がPeruanaで右がGiant Pirayですが今の所Peruanaの方が葉が少し大きく表側は緑が濃い色です。










葉の裏側は右のGiant Pirayの方が褐色気味で左のPeruanaはより緑色気味です。









成長速度はPeruanaも速いという話ですがGiant Pirayの方がさらに速い気がします。

今後さらに大きくなればもっと違いが出てくるかもしれません。


・Corrientesジャボチカバ(2023/12/18播種)

上記2品種に比べると成長はゆっくりです。











葉の裏側










CorrientesはマルコスさんのHPに載っている果実を見ると5弁花のように見えます。

Guapurium caipirinhaと関連があるかもしれません。

(写真はマルコスさんのHPから加工の上引用させていただきました。)


・Lujánジャボチカバ(2024/7/2播種)

この品種はPlinia oblongataとのこと。












葉の裏側











上記3品種と比べても成長はゆっくりな気がします。


2026年8月23日日曜日

Eugenia sp. "Calix Bento"

2025/8/5に播種したEugenia sp. "Calix Bento"の様子です。
2個蒔いて2株とも順調に育っています。比較的成長が速めです。















(注:写真の赤っぽい丸は種子ではなくジャボチカバです)


販売元の説明によれば
・原産地はブラジルミナスジェライス州北西の山岳地帯
・原木は1本しか発見されていない希少種
・地元で珍重され甘いと表現され、愛情を込めて「山の果実」と呼ばれている
・成長特性は希少種のためほとんど知られていない

葉の表側

















葉の裏側
















以下AIで調べた結果なので間違いがあるかもしれません。
・「Calix Bento」はポルトガル語で聖杯という意味
・花の形や萼が聖杯を連想させる
・自生地の伝統歌「Calix Bento」がある
以上を総合的に考慮して付けられた俗称であろうと推測されるとののこと。

味に関しては
・濃厚な甘味
・酸味が非常に少ない
・トロピカルで上品な香り

その他情報
・果実は丸く黄色をしていておそらく3〜4cm程度
・種子は実測で1.7cmなので比較的大きな種がゴロッと入っているイメージ
・味はEugeniaの中でもトップクラスで良いらしい
・原産地のミナスジェライス州北西の山岳地帯は標高600〜1200mと涼しい環境