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2025年10月20日月曜日

Myrciaria aff. tenella

2024/8/24に播種した Myrciaria aff. tenella の様子です。

オレンジ、赤、黒実の3系統ありますが今のところ外観上の違いは分かりません。

販売元の説明
「繊細な葉を持つ小さな木にとても素敵な低木で、レスティンガ(砂浜の海辺)の植生で野生に成長しています。3つの色の形態はすべて、同じ種の変種であり、それはMyrciaria tenella複合体(密接に関連する種の集合体で、まだ完全には理解されていない)です。3つの色のバリエーションはすべて薄い食用の皮と素敵な甘酸バランスの風味を持っています。」

Myrciaria aff. tenella "Laranja"
   オレンジ色の実がなる系統です。


Myrciaria aff. tenella "Vermelho"
   赤色の実がなる系統です。















Myrciaria aff. tenella "Negra"
   黒色の実がなる系統です。


















・葉の表





















・葉の裏










2025年10月13日月曜日

新しく種を購入

 新しく購入した種が到着しました。
・Myrciaria glomerata
・Eugenia subundulata
・Eugenia sp. "Palombeta"
・Eugenia widgrenii "Coroada Laranja"
・Plinia trunciflora "Miúda-Grumichama" Vilela B4
・Plinia trunciflora "Cabinho Poços" Vilela B17



・Myrciaria glomerata
「」内は販売元の説明から引用

ミルシアリア・グロメラタは、ブラジルのミナスジェライス州の大西洋の森に生息する希少で視覚的に印象的な小さな木で、標高約1,000メートルで繁栄しています。直径約2.5cmのほぼ球形の果実を生産し、緋色の赤みを帯びた少し毛深い皮と黄色がかった甘い非酸性の果肉があります。長い間、Myrciaria glazioviana(伝統的な「cabeludinha」)と誤認されていたこの種は、長年の混乱の後、2014年に栽培に正しく導入されました。
この木は約23メートルまで成長し、特に観賞用の若い葉で賞賛され、小さな庭や鉢植えで際立っています。新鮮な食事に最適で、その果物はジュースやジャムにも適しています。亜熱帯気候や熱帯気候で繁栄し、水はけの良い窒素が豊富な土壌と部分的な日陰を好み、繊細な葉を損傷する可能性のある強い日光を避けます。ミルシアリア・グロメラタは、その限られた自生分布と最近の栽培への出現により、希少な果物収集家の間で非常に貴重な種であり、保全指向の園芸への有望な追加です。




















・Eugenia subundulata

「リオデジャネイロの緑豊かな大西洋の森に由来するEugenia subundulataは、E. dispermaと同様の生息地で繁栄する中小から中サイズの木(26 m)です。この丈夫な種は軽い霜に耐えることができ、ほんの少しの渋みを帯びた赤で甘い果実の重い作物で栽培者に報酬を与えます。葉の縁が波打つ特徴があります。



















殻が硬そうだったので剥いて蒔きました。



・Eugenia sp. "Palombeta"
リオデジャネイロ北部のレスティンガの日当たりの良い砂(海とラグーンの間に位置する沿岸生態系)で発見されたこのコンパクトでありながら生産性の高い低木は、真の熱帯の喜びです。ユージニア・セッロイ(ピタンガトゥバ)とユージニア・ユニフローラ(スリナムチェリー)の交配に似た深いオレンジ色の果実は、甘酸っぱい風味と強烈な香りのパンチを誇っています。その正確なアイデンティティはまだ不明ですが、困難な砂の環境で繁栄し、豊富で活気のある果物を提供する能力は、それを際立たせています。
(オレンジ黄色のピタンガのような実がなります。)

















・Eugenia widgrenii "Coroada Laranja"
Eugenia widgreniiCoroada」は、ブラジルの大西洋熱帯雨林にあるリオデジャネイロの密集したオンブロフィロ林に自生し、中標高で繁栄する独特の果樹です。この種は、黄色と紫の両方の品種に現れることができるグルミチャマ(Eugenia brasiliensis)のように、それぞれ異なる個々の木に生息するオレンジ/赤と紫/黒の2つの異なる色の形態で発生します。

その果実はオリーブほどの大きさです。果肉は甘く、ジューシーで、心地よい食感で、繊維が少なく、微妙な渋みがあります。用途が広く、新鮮な果物は美味しく、ジュース、ジャム、アイスクリームの準備にも使用できます。野生では、ユージニア・ウィドレニの高さは68メートルに達し、栽培下では一般的に34メートルに成長するため、家庭の庭や小さな果樹園に適しています。深く、肥沃で、水はけの良い有機物が豊富な土壌を好み、中標高の種であるため、軽い霜に対してある程度の耐性を示します。ユージニア「コロダ」は、その適応性、観賞特性、風味豊かな果物により、新鮮な消費や特殊果物の開発だけでなく、大西洋の森内の生物学的高度な修復プロジェクトへの使用にも強い期待を持っています。

(これはオレンジ色の実がなる系統です。)






















・Plinia trunciflora "Miúda-Grumichama" Vilela B4
以前播種したものの成長が良くないので追加購入しました。














・Plinia trunciflora "Cabinho Poços" Vilela B17
以前播種したものの成長が良くないので追加購入しました。























2025年10月5日日曜日

Red Guava収穫

 Red Guava(Eugenia sp.)が赤熟してきたので収穫しました。














放っておくとどんどん落下してしまうので硬めのものも取ってみました。

真ん中の黄色い実はイエローストロベリーグアバの小さめの実です。




















実の大きさは4cm程度とレッドストロベリーグアバより大き目です。





少し硬めのものは渋みと酸味多め、香り少なめです。
完熟果は多少渋みはありますが甘酸っぱくストロベリー香がありフルーティ、とても美味しいです。

2025年9月29日月曜日

Sete Capotes収穫

Sete Capotes(Campomanesia guazumifolia)を収穫しました。

2015年に播種してから収穫まで10年かかりました。
















今年は31個花が咲いて結実したのは12個と歩留まり40%程度です。

収穫は自然に落下したものを拾いました。












大きさは2.7cmと親株の記録3.2cmより小さめです。





















自然に落下したとはいえ完熟はしていなさそうなので3日ほど放置してうっすら香りが出てきてから試食しました。小さな種が5〜8程度入っていました。
















食感は少しもそもそした感じがしました。

肝心の味の方は
それほど強くない酸味と甘味に加えて少しの渋みと苦味、柑橘系のトーンがあります。

うっすら苦味があるのでグレープフルーツっぽい印象を持ちました。
皮は明確に苦いです。


すごく美味しいというわけではないですが複雑で独特の風味と香りがあります。

ベストな状態で食べたらもっと美味しいのかもしれません。


2025年9月21日日曜日

Myrciaria sp. "Pastora"

 2024.6.11に播種したMyrciaria sp. "Pastora"の様子です。


販売元の説明
これは、サン・ジョアン・ダ・バラのレスティンガで見つかった超珍しい新しいMyrciariaです。この種は、若くて小さなサイズで豊富に実を結ぶと言われており、コンテナ栽培者にとって素晴らしいものです。果物はMyrciariaにとって非常に大きく、おいしいと言われています。それを味わったコレクターは、それが甘味と酸味、そして非常に香りの素晴らしい組み合わせであると報告しています。











葉の表













葉の裏









葉はとても小さいですが本来はもっと大きくなるはずです。


他の情報

202310月末に発見された(Rio Paraiba do Sulと同じ地域)

・おそらく2~3cm程度とMyrciariaとしては大きな赤い実(販売元の写真から判断)

・パストラとは羊飼いを意味する

・果実は甘くて酸っぱくて、とても香り高い。

・種は2cm程度と比較的大きいです






2025年9月15日月曜日

Myrciaria sp. "Rio Paraiba do Sul"

 2024.6.11に播種したMyrciaria sp. "Rio Paraiba do Sul"の様子です。

販売元の説明
Myrciaria sp. Pastora(赤い実)と同じ地域に自生、非常に大きな(3 cm +)黄色の実のMyrciariaです。とても甘くておいしい味!それはguaquiea-strigipes-glaziovianaと同じグループに属していますが、間違いなくそれらのどれもではありません!その葉はそれらから非常に特徴的であり、果物ははるかに大きく、種子が小さいです。間違いなく選択ではなく、同じ地域(リオ・パライバ・ド・スル・モスのレスティンガ)で野生に育つので、真の種です。」


















元々持っているM. strigipesと比較してみました。
(左: Rio Paraiba do Sul、右:strigipes

















葉の裏の様子。
(左: Rio Paraiba do Sul、右:strigipes
















細かく観察はしていませんが差はわかりませんでした。
strigipesはもう少し葉の裏の方に湾曲するイメージがありますが自分の持っているのは割とフラットです。


自生地はM. sp. Pastoraと同じ地域のレスティンガ(沿岸地域の砂地)ということなので、サン・ジョアン・ダ・バラ辺りということになります。















  (by Google Map)


M. sp. "Rio Paraiba do Sul"の種子
1つしか蒔いていないので標準的な大きさかわかりませんが細身で1cm程度の長さと小さいです。
3cm超えの大きな実がなるので可食部は多いと予想しています。







2025年9月8日月曜日

Eugenia paranapanemensis

 2024/06/11に播種した。Eugenia paranapanemensis (Pitanga Amarela do Paranapanema)の様子です。

「」内は販売元からの引用

ピタンガ・アマレラ・ド・パラナパネマとしても知られるユージニア・パラナパネメンシスは、サンパウロ州の大西洋岸森林の季節の森林植生に見られる樹種です。それは高さ25メートルまで成長することができ、最大6つの種を持つ黄色い果物。樹皮は灰色から白っぽく、定期的にパピルスのような皮が剥ける

他の情報として

・低温(最大-5)に耐える

・海抜1,500mまで栽培可能

・土壌は中性(pHが5.0〜6.2)である必要がある

・より良い生産には、少なくとも2つの植物が必要

・植え付け後46年で実を結ぶ

・10月から11月にかけて実り、果物は自然の中で消費され、酸っぱい味にもかかわらず高く評価されている

・果物はケーキを作るのに最適で、ジュース、アイスクリーム、ゼリーを作るのにも使われる



4つほど蒔きましたがまともに育ったのは1株のみ。

気難しいところがあるようです。













葉の裏の様子。









発見されたのは下記2地点
Paranapanema – SP
Angatuba – SP