2024年に新しいジャボチカバの属Guapuriumが発表されました。
Guapurium caipirinhaは今まではPlinia属に分類されていましたが下記の特徴がありPlinia属から独立したようです。
「 Guapurium caipirinha (フトモモ科)、ブラジル産の新種のジャボチカバで、5 弁の花が咲きます。 ブラジル南東部のミナスジェライス州産の新種のジャボチカバで、形態学的には Plinia oblongata に似ていますが、高さ 1 ~ 4 m の低木または小木である点で異なり、花は五弁花のみで、果肉が非常に甘い膜状の外果皮を持っています。」
(引用元:https://phytotaxa.mapress.com/pt/article/view/phytotaxa.652.3.3)
ちょうど我が家の小葉ジャボチカバが開花したのであらためて花の形体を確認してみました。
下の写真のようにはっきりと5 弁花とわかりますね。
花弁が脱落した花。
葉の形はいわゆる小葉ジャボチカバです。
中には4弁花も混じっているようです。
通常ジャボチカバは4弁花なので5弁花が咲くと言うことは本品種はGuapurium caipirinhaの可能性があります。
ただし説明には5弁花のみと書かれているので完全にGuapurium caipirinhaなのか他のPlinia属と交配したものなのかはわかりません。
いずれにしても親にGuapurium caipirinhaが入っている可能性は非常に高いと思います。
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