庭で営巣していたキジバトの雛です。
大体は巣の周りでじっとしていることが多いのですが、今日は少し遠めのフェイジョアの木陰までお散歩です。生まれてから3週間ほど、大きくなるのが早いですね。
ジャボチカバ グラウダの台木部分からひこばえが生えてきました。
本来は台木のひこばえは切ってしまうのが良いのですが、もったいないのでちょっとした実験をしてみました。
よくyoutubeなんかで見るやつです。
1ヶ月と少したったのが下の写真です。
何か根みたいのが見えていますね。
いままでジャボチカバ の挿木は1回も成功したことがなかったですが、
これならお手軽にできるので色々応用がききそうですね。
Myrciaria phitrantha(Jaboticaba Costada)はかなり土壌に敏感なようで、今まで使っていた市販の培養土では酷いクロロシスが出ていました。
葉が黄色で葉脈のみ緑が濃い症状のためマグネシウム不足が原因と思われます。
マグネシウムが不溶化して吸収できないのを避けるため、硫酸アンモニウムや硫酸マグネシウム肥料を与えて土壌の酸性化を試みるなど色々試しましたがあまり効果がありませんでした。
そこで思い切って用土の全取替えをやることにしました。
配合は適当ですが、酸性よりになることを目指して、ココピートx3、PH無調整ピートモスx1、パーライトx1、バーミキュライトx1、鹿沼土x1、赤玉土x1、元肥としてマガンプK適量 としました。
以前ピートモス100%で鉢皿を置いて育てた時、小葉系ジャボチカバが過湿のため根腐れを起こしてしまったことがあったので水捌けには特に気をつけた配合としました。
下の写真が1ヶ月と少したった今の状態です。
上の写真と比べると全体に緑が戻り、だいぶ改善されているように見えます。
色で判別する試薬で土壌酸性度を測ってみると6.5くらいで弱酸性でした。
だだし、6.5だと以前の用土もそれくらいだったので微妙なPHの差が効いたのか、何か他の原因があったのか分からなくなってしまいました。
ともあれ、今回配合の用土がベストかわかりませんが、調子が良さそうなので、今後はこの用土を使っていくことにしました。
一時はウイルス病を疑ったりとかなり心配しましたが、これで一安心です。
3種類ほどジャボチカバ の苗を購入しました。
・Myrciaria ssp. 大実ジャボチカバ
四季なり、最大5cmほどの大果、果皮は厚い、caulifloraより甘くジューシー。
下野さんだからおそらく台湾から導入かな?
・ジャボチカバ ビッグワン
前から気になっていたビッグワンを購入。
大果、甘くコクがある。2季なり。
実がなるまでかなりの年月かかるらしい。
・実生ジャボチカバ小葉系(ゆすむらさん)
果実は中くらいの大きさ、糖度20度超え、年2〜3回収穫
2〜3年生苗とのこと。大きさからすると3年生くらいかな?
5〜6年生から着果の事例あり。
5〜6年生から着果とは、小葉系にしては最速レベルでは?。
サバラ(小葉系)は、秋から冬に灌漑や施肥を控え目にするとストレスで花芽が付きやすくなるとのネットの情報をみたことがあります。一度試してみたいです。
ドワーフポポー(Asimina parviflora)を入手しました。
北米南部のテキサスからバージニアに自生しているポポーの近縁種です。
ポポーを小さくしたような実(3〜7cm)がなり、parvi:小さい、flora:花という意味です。
写真右:Asimina parviflora
味はネットで調べると良いという情報とそうではないという情報がありました。
枝が増えたら庭のポポーのひこばえに接木したいと思います。
写真左はAnnona monticolaで以前入手したのが元気なくなり枯れてしまったので
今度は用土をココピート中心の配合に変えて再挑戦します。
2019年地植え越冬結果のまとめです。
まずは2019/11/16から2020/4/22の気温(AIR)と30cm角位の保温カバー(BOX)内の温度のグラフです。
今年も去年に引き続き暖冬でしたが、最低気温は2月7日に瞬間的に-3.2℃まで下がりました。
下記は本日(9/13)時点での状態です。
◯ピタンガ
ピタンガは、赤い実の品種(SSHGさん)、ピタンガホワイト(WPMさん)、耐寒性が強いと紹介されていた品種(エキゾチックさん)の3種類です。いずれも保護なしでダメージなしでした。
写真は、真ん中の大きいのがSSHGさん、左と手前の枝がだらんとしているのがWPMさん、右がエキゾチックさんのです。
3種類の耐寒性を比較しようと思いましたが暖冬のため差が出ず、来年以降に持ち越しです。
◯デビッドソン・プラム
越冬時、大きな中空ポリカカバーで保護。
暖冬続きのせいか勢いが出てきました。
春先から倍くらいに伸びて、葉っぱが大きくなってきました。
◯イエローストロベリーグアバ
デビッドソンプラムと同じカバー内で問題なく越冬。
春先から倍くらいに成長しました。
◯レッドグアバ(Eugenia sp.)
保護なしで問題なく越冬しました。
大きくなりすぎたので少し剪定しています。
しかし、茂るばかりで花が咲かない。
◯ストロベリーグアバ(赤実)
ペットボトルカバー保護で問題なく越冬しました。
春先から倍くらいに成長。
◯Sete capotes
プラ段カバーで保護して葉も青々したまま越冬。
成長もよく人の背丈ほどの高さになりました。
◯Myrciaria trunciflora(Plinia peruviana var. trunciflora)
(ジャボチカバ ミウーダ、jaboticaba cafe)
30cm角くらいの中空ポリカカバーで保護。温度グラフのBOXはこれの中の温度です。
カバー内は-3℃くらいになりましたが問題なく越冬しています。
成長は鉢植えに比べてかなりゆっくりです。
◯アボカド メキシコーラ 保護なし。
順調です。
◯Eugenia pyriformis
去年同様中空ポリカカバーで保護して越冬。
順調です。
根元に寄せ植えにしたのは日当たりのせいか小さいです。
もう一本寄せ植えにしていたのはだいぶ前に枯れてしまいました。
こちらは去年同様保護無しで越冬した株です。成長はゆっくりですが順調です。
◯サバンナピタンガ(Eugenia calycina (Eugenia involucrata))
保護なしで越冬しダメージなしです。
こちらはセレージャに接木した枝です。
だいぶ大きくなりました。
◯ジャボチカバ大葉(四季なり)実生
何本かあった実生のうち残った1本です。
保護なしで越冬させています。
◯ジャボチカバ大葉(四季なり)
去年同様不織布で覆って保護して越冬。
問題なく越冬しています。
◯Plinia cauliflora ジャボチカバ(サバラ)
こちらも不織布で保護して越冬、順調です。
◯ジャボチカバ アッスーワン
不織布で保護、問題なく越冬したようです。
この品種は耐寒性が強いという噂なので、今後も期待です。
◯ホワイトサポテ
不織布で保護して越冬。穂木は枯れてしまい台木のみの越冬です。
暖冬でしたが枝にかなりのダメージがありましたが
根元からひこばえが出て復活です。
この台木は耐寒性はあまり高くなさそうです。
◯Eugenia sp.(ニューカレドニア)
ことしも中空ポリカカバー保護で越冬。
日陰だったためかあまり成長していません。
最近周りの植物を剪定してようやく成長し始めました。
鉢植えで育てている親株も日当たりが悪い部分は枯れてしまいましたので、
おそらくかなりの陽樹という印象を持っています。
・去年初登場の品種たち。いずれも中空ポリカカバー保護で越冬。
◯イエローチェリーオブリオグランデ
イエローというよりオレンジイエローです。イエローもオレンジイエローも地植えしていますがセレージャなので問題なく越冬ですね。
◯Euenia candolleana(Cambui roxo)
小苗だったせいか枯れてしまいました。
あまり耐寒性は強くないかもしれないです。
◯Myrcianthes pungens(guabiju)
もともと耐寒性は-10℃と言われている種類なので余裕の越冬です。
◯Campomanesia phaea(Cambuci)
小苗だったせいか枯れてしまいました。
普通に育てていても気難しい種類なので耐寒性で枯れたのかその他の原因でかれたのか判断つかないですね。