Myrciaria phitrantha(Jaboticaba Costada)はかなり土壌に敏感なようで、今まで使っていた市販の培養土では酷いクロロシスが出ていました。
葉が黄色で葉脈のみ緑が濃い症状のためマグネシウム不足が原因と思われます。
マグネシウムが不溶化して吸収できないのを避けるため、硫酸アンモニウムや硫酸マグネシウム肥料を与えて土壌の酸性化を試みるなど色々試しましたがあまり効果がありませんでした。
そこで思い切って用土の全取替えをやることにしました。
配合は適当ですが、酸性よりになることを目指して、ココピートx3、PH無調整ピートモスx1、パーライトx1、バーミキュライトx1、鹿沼土x1、赤玉土x1、元肥としてマガンプK適量 としました。
以前ピートモス100%で鉢皿を置いて育てた時、小葉系ジャボチカバが過湿のため根腐れを起こしてしまったことがあったので水捌けには特に気をつけた配合としました。
下の写真が1ヶ月と少したった今の状態です。
上の写真と比べると全体に緑が戻り、だいぶ改善されているように見えます。
色で判別する試薬で土壌酸性度を測ってみると6.5くらいで弱酸性でした。
だだし、6.5だと以前の用土もそれくらいだったので微妙なPHの差が効いたのか、何か他の原因があったのか分からなくなってしまいました。
ともあれ、今回配合の用土がベストかわかりませんが、調子が良さそうなので、今後はこの用土を使っていくことにしました。
一時はウイルス病を疑ったりとかなり心配しましたが、これで一安心です。
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