種到着

 頼んであった種が到着しました。

Annona sylvatica – Araticum Do Mato, Embira 10
Passiflora edulis 'Red Flamenco'  100
Passiflora edulis 'Tango'  100
Passiflora edulis f. flavicarpa – Passion Fruit 100
Passiflora edulis f. edulis – Passion Fruit 100
Luma apiculata – Arrayan – Chilean Myrtle 100
Myrtastrum rufopunctatum – New Caledonian Myrtle 100

途中税関から問い合わせがありトラブル発生か？と思いましたがINVOICEの確認だけでした。

早速種蒔き準備に取り掛かりました。

ピタンガ収穫

赤くなってきたのでピタンガを収穫しました。

SSHさんのピタンガ

ピタンガホワイト（赤実）

エキゾチックさんの耐寒性の高いピタンガ

大きさの比較

上（エキゾチックさん）、左（SSHさん）、右（ピタンガホワイト）

エキゾチックさんの耐寒性の高いピタンガは１cm程度と小さく色は黒っぽいです。

切ってみました

SSHさんのは種が２個、その他は１個でした。

種比較

肝心の味の方は、SSHさんのがダントツでフルーティで美味しいです。

ピタンガホワイトは皮のえぐみが強く甘みも少なく風味がフルーティではないです。

エキゾチックさんのはピタンガというよりはセレージャ（Eugenia involucrata）みたいな風味です。そしてえぐみというよりは明確に苦味がありました。

品種ものはあまり食べたことはないのでわかりませんが、こうして比較してみるとピタンガの味はピンキリで、SSHさんのピタンガは非常にフルーティで味が良いことを再認識しました。

Pear Shape Eugenia

 Pear Shape Eugenia　つまりなしの形をした実をつけるEugeniaです。

手前はEugenia caipora、奥がEugenia klotzschianaです。

両者は近い仲間で味も似ているらしいです。

caiporaは割と熱い地域に分布

(Map by GBIF)

klotzschianaはより広い地域、カンポ・セラードに分布、

(Map by GBIF)

噂によるとklotzschianaの栽培難易度はMaxらしいです。

セラードの植物はセラード以外では育たないとか言われているらしいですが

一方で排水に気をつければ大丈夫との情報もあります。

セラードの土ラトソルは酸性で鉄やアルミの水酸化物が主成分です。

日本で似たものがないか探してみたところ鹿沼土が酸性でアルミ、ケイ酸マンガンが

主成分で近そうです。鹿沼土＋砂＋ココピート＋パーライトあたりで育てたら良いかもしれません。

黑老虎開花

 黑老虎（Kadsura coccinea）開花しました。

こちらはピンクの実の品種。雌雄同株です。

この花が咲くと散歩中の方が興味津々で見ていきます。

こちらは緑実の品種。緑実の品種はピンクの実の品種が葉芽と同時に花芽も出るのに対して

一旦ツルが伸びたあと花芽が成長してきます。そのため開花が遅くなります。

緑実の品種と似た外観の品種をKadsura heteroclitaとしているHPもありピンクの実の品種と種類が異なる可能性もありますね。

この植物を日本語でなんと呼ぶかいつも迷いますが、とりあえず「カズラ」と呼んでおけば間違いでは無さそうです。

種出荷

出荷されたとの連絡あり。

Passiflora edulis 'Tango'  100

Passiflora edulis 'Red Flamenco'  100

Passiflora edulis f. flavicarpa – Passion Fruit 100

Passiflora edulis f. edulis – Passion Fruit 100

Luma apiculata – Arrayan, Chilean Myrtle 100

Myrtastrum rufopunctatum – New Caledonian Myrtle 100

Annona sylvatica – Araticum Do Mato, Embira 10

rareさんはサーバーが速くなって快適になりましたね。