2019年地植え越冬結果のまとめです。
まずは2019/11/16から2020/4/22の気温(AIR)と30cm角位の保温カバー(BOX)内の温度のグラフです。
今年も去年に引き続き暖冬でしたが、最低気温は2月7日に瞬間的に-3.2℃まで下がりました。
下記は本日(9/13)時点での状態です。
◯ピタンガ
ピタンガは、赤い実の品種(SSHGさん)、ピタンガホワイト(WPMさん)、耐寒性が強いと紹介されていた品種(エキゾチックさん)の3種類です。いずれも保護なしでダメージなしでした。
写真は、真ん中の大きいのがSSHGさん、左と手前の枝がだらんとしているのがWPMさん、右がエキゾチックさんのです。
3種類の耐寒性を比較しようと思いましたが暖冬のため差が出ず、来年以降に持ち越しです。
◯デビッドソン・プラム
越冬時、大きな中空ポリカカバーで保護。
暖冬続きのせいか勢いが出てきました。
春先から倍くらいに伸びて、葉っぱが大きくなってきました。
◯イエローストロベリーグアバ
デビッドソンプラムと同じカバー内で問題なく越冬。
春先から倍くらいに成長しました。
◯レッドグアバ(Eugenia sp.)
保護なしで問題なく越冬しました。
大きくなりすぎたので少し剪定しています。
しかし、茂るばかりで花が咲かない。
◯ストロベリーグアバ(赤実)
ペットボトルカバー保護で問題なく越冬しました。
春先から倍くらいに成長。
◯Sete capotes
プラ段カバーで保護して葉も青々したまま越冬。
成長もよく人の背丈ほどの高さになりました。
◯Myrciaria trunciflora(Plinia peruviana var. trunciflora)
(ジャボチカバ ミウーダ、jaboticaba cafe)
30cm角くらいの中空ポリカカバーで保護。温度グラフのBOXはこれの中の温度です。
カバー内は-3℃くらいになりましたが問題なく越冬しています。
成長は鉢植えに比べてかなりゆっくりです。
◯アボカド メキシコーラ 保護なし。
順調です。
◯Eugenia pyriformis
去年同様中空ポリカカバーで保護して越冬。
順調です。
根元に寄せ植えにしたのは日当たりのせいか小さいです。
もう一本寄せ植えにしていたのはだいぶ前に枯れてしまいました。
こちらは去年同様保護無しで越冬した株です。成長はゆっくりですが順調です。
◯サバンナピタンガ(Eugenia calycina (Eugenia involucrata))
保護なしで越冬しダメージなしです。
こちらはセレージャに接木した枝です。
だいぶ大きくなりました。
◯ジャボチカバ大葉(四季なり)実生
何本かあった実生のうち残った1本です。
保護なしで越冬させています。
◯ジャボチカバ大葉(四季なり)
去年同様不織布で覆って保護して越冬。
問題なく越冬しています。
◯Plinia cauliflora ジャボチカバ(サバラ)
こちらも不織布で保護して越冬、順調です。
◯ジャボチカバ アッスーワン
不織布で保護、問題なく越冬したようです。
この品種は耐寒性が強いという噂なので、今後も期待です。
◯ホワイトサポテ
不織布で保護して越冬。穂木は枯れてしまい台木のみの越冬です。
暖冬でしたが枝にかなりのダメージがありましたが
根元からひこばえが出て復活です。
この台木は耐寒性はあまり高くなさそうです。
◯Eugenia sp.(ニューカレドニア)
ことしも中空ポリカカバー保護で越冬。
日陰だったためかあまり成長していません。
最近周りの植物を剪定してようやく成長し始めました。
鉢植えで育てている親株も日当たりが悪い部分は枯れてしまいましたので、
おそらくかなりの陽樹という印象を持っています。
・去年初登場の品種たち。いずれも中空ポリカカバー保護で越冬。
◯イエローチェリーオブリオグランデ
イエローというよりオレンジイエローです。イエローもオレンジイエローも地植えしていますがセレージャなので問題なく越冬ですね。
◯Euenia candolleana(Cambui roxo)
小苗だったせいか枯れてしまいました。
あまり耐寒性は強くないかもしれないです。
◯Myrcianthes pungens(guabiju)
もともと耐寒性は-10℃と言われている種類なので余裕の越冬です。
◯Campomanesia phaea(Cambuci)
小苗だったせいか枯れてしまいました。
普通に育てていても気難しい種類なので耐寒性で枯れたのかその他の原因でかれたのか判断つかないですね。