大葉四季成りジャボチカバの実生苗を鉢上げしました。
冬季霜のあたる場所で無保護で越冬させていたもので唯一生き残った株です。耐寒性も−6℃程度でダメージを受けないほど強いのですが、冬季寒さに当てているせいか成長が非常にゆっくりです。下の写真で実生6〜7年目となります。
耐寒性についてはOKなので次は鉢上げして冬季暖かい場所で管理して株を大きく育てようという目論みです。
大きくなったら地植えに戻すか?はその時考えたいと思います。
超早生結実x下野大実ジャボチカバの交配種が発芽してきました。
よくよく見てみると発芽時に褐色のものと緑色っぽいものがあります。
褐色の方が数が多く緑色は数が少ないです。
恐らく褐色の方が珠心胚実生で緑色の方が交雑胚ではないか?と思っています。
上記前提で交雑胚の胚の大きさを調べてみようと思いましたが、どうもどこから生えているのか判断つかず断念しました。
柑橘の場合交雑胚は小さいという話ですが、ジャボチカバの場合下記によると
https://www.journals.uchicago.edu/doi/epdf/10.1086/334862
Somatic embryogenesis from mature split seeds of jaboticaba (Plinia peruviana (Poir) Govaerts)
Sheila Susy Silveira Bruno Francisco Sant’Anna-Santos Juliana Degenhardt-Goldbach Marguerite Quoirin
(As the seeds of jaboticaba present polyembryony, only the zygotic embryo was used in the experiments. The apomictic embryos were smaller than the zygotic embryos and were discarded due to their high oxidation when cultured in vitro. )
Google翻訳
どうもアルビノぽいですが、このままだと光合成できず枯れてしまうかも知れません。
ただし全く葉緑素ができないかというとそうでもなさそうで、極々一部に緑が見られます。(下の写真の右下部分)
最強寒波の影響で当地の気温は 1/25(-5.4℃)、1/26(-6.3℃)となりました。
2017年冬に-6.2℃というのがあったのですがそれに匹敵する久しぶりの大寒波です。
1週間以上経って地植え熱帯果樹の状況が見えてきました。
・デビッドソンプラム
不織布でカバーした上にさらに新聞紙を巻いて保護しました。
葉の先端部は凍ったためかバリバリになっていましたが葉の付け根付近は余りダメージがない状態でした。去年(-4.8℃)では葉が全て茶色くバリバリになっていましたがそれと比べると状態は良いです。
・サバンナピタンガ(Eugenia calycina)
不織布を2重に巻いて保護していましたが葉は全てバリバリに、小枝も乾燥して枯れているようです。地際付近の太めの幹は大丈夫そうなので新しく枝が伸びて来ると思います。
セレージャに接木した枝です。例年通りダメージなしです。
写真は-6.3℃になった当日の朝撮ったものですが葉が丸まって凍っているように見えます。
ただし昼くらいに見たところ普通の状態に戻っていました。
やはりセレージャは耐凍性物質を持っていてそれがサバンナピタンガに移って耐凍性が増した可能性が高いです。
・ジャボチカバ
アッスーワン 不織布2重で保護。
葉がバリバリになっています。寒さに強いと噂の品種でしたがこの結果からだけ判断すると最強というわけではなさそうです。
小葉(SSHG) 不織布の上に新聞紙で包んで保護。
ほぼダメージを受けていません。去年の葉がバリバリになっていたのよりは大分状態は良いです。
大葉四季なり
アルミ保温シートを雑に巻いて保護。去年葉が全て枯れていたのに比べると状態が良いです。隣の温室の影響か?
大葉四季なり実生
上の品種の実生のうち冬季無保護越冬させて唯一生き残った株です。
この小ささ、この細さで毎年ほぼダメージ無しですが相変わらず成長は遅いです。
そろそろ鉢上げして大きく育ててみようかな?
・セッチカポーテス 無保護
東側に植え替えてから初の越冬だったので心配でしたが、葉にダメージがありましたが葉柄部分は大丈夫そうです。恐らく枝も大丈夫と思います。
・Uvaia(Eugenia pyriformis)
東側の株(不織布2重で保護)枝の先端の葉で凍った跡があるものがありますがほぼダメージ無しです。去年葉が全て茶色くなり上半分の枝が枯れたのに比べると大分良い状態です。
西側の株(無保護)
例年通りダメージ無し。ちなみにその上はセレージャ(オレンジ実)無保護越冬でダメージ無しです。
・Sweet ubajay(Hexachlamys edulis)(ポリカカバーで保護)
一部の葉で凍った跡がありますが大丈夫そうです。
東側の株
西側の株
・Guabijyu(Myrcianthess pungens)(無保護)
問題ありません。
・Annona emarginata(不織布1重で保護)
秋に出掛かっていた小さな芽も含めて問題無しです。
・ケイアップル(dovyalis caffra) (無保護)
葉の先端はダメージありですが、葉柄部分は大丈夫そうです。
恐らく枝も大丈夫と思います。
今回の大寒波は気温の割にはダメージが少なめの印象です。
今週は過去稀に見る最強寒波がやって来るとのことで温室と地植え株の防寒対策を強化しました。予報によるとこの辺は-6℃になるとの予報です。
まずは地植えの株 左からジャボチカバアッスーワン、サバンナピタンガ(E. calycina)、Uvaia。
防寒用ベタがけを2重にして強化。
ジャボチカバ小葉(SSHG)新聞で包みました。
枝変わり?のジャボチカバが熟したので種を播種しました。
比較的明るい色で推移した実ですが薄黄色→白→薄ピンク→暗めの赤と変化して、最終的にはノーマルの実より若干明るめの暗い赤紫色になりました。
味は少し酸っぱめの感じがしました。
2つの実は種が1個づつ、1つの実は種が2個入っていて全部で4個しっかりした種が取れました。
発泡スチロールの箱にペットボトルの水に封入した水槽用ヒータを入れた簡易的な保温器に入れて発芽させます。室温にもよりますが大体22〜28℃位をキープしています。
超早生結実ジャボチカバ(イブリッダの選抜種)に薄黄色の変わった実が出てきました。
黄色っぽいのでこのまま落果してしまうかと思っていましたが、その後順調に成長してうっすら色付き始めました。
最近の様子です。かなり赤が濃くなりました。
左の3個が枝変わり(花変わり?)と思われる実です。
下の写真で上についているのが通常の実で黒っぽい紫色です。
それに比べると赤いのがわかります。未熟の時はかなり白いです。
蕾の時どうだったか調べてみたところ写真のように蕾の時から白っぽく葉緑素が薄い感じでした。(左側のクラスター)
おそらくこのクラスターだけ突然変異の枝変わり(花変わり?)になったかもしれません。
今着いている実は全て下野大実の花粉で受粉していますが、珠心胚実生苗を作れば同じように赤い実が成るのか?他の種と別に播種して確かめてみたいと思います。
Gomera Mangoの苗を入手
ゴメラマンゴーはカナリア諸島産で耐寒性、耐草生、風に強いため台木にも利用されるそうです。
250g程度の小ぶりな実ですが香りが良く樹脂臭が強いそうです。
非常に繊維質とのことですが、youtubeなどを見ているとそのまま食べているのもあるので
食べられないほど硬い繊維ではないのかな?