2018/1/14(日) 午後 11:33某Sガーデンさんに行ってきました。
最寄駅に着くと、そこは河童の里でした。
河童の伝承があるらしく、写真の他にも河童の像がいくつもあるそうです。
なんで葡萄かな?と思いましたが、後で調べたら巨峰葡萄の栽培発祥の地だそうです。
なるほど葡萄の棚がたくさんありました。
ガーデンに到着して改めて思いましたが、2cmくらいの氷が張っていてかなり寒かったです。
聞いたところ冬はー4℃くらいにはなるようで、熱帯植物には過酷な環境です。
目的は熱帯果樹だったので、早速熱帯果樹がある大きなビニールハウスに案内していただきました。
冬はハウスを締め切った状態で無加温で越冬させるそうです。
ここの果樹は大体はブラジルのヒオグランデのもので、ヒオグランデの森で果樹を探すこともあるとおっしゃていましたが、最近はホスタやクリスマスローズで忙しく熱帯果樹は合間合間での取り扱いだそうです。
こちらはウバイアで一般的なタイプ。
こちらは、別系統のウバイアではの形が少し違います。
ウバイアは、最初に実を着けた後、花はたくさん咲くけれど実までにはなっていないそうです。
そういえば我が家のウバイアも花は咲いても収穫には至っていません。
もう少し木が大きくならないと実がつかないのでは?とおっしゃっていました。
その後、ジャボチカバのパウリスタ、サバラ(実は軸あり)、イブリッダの大きな株を見せていただきました。
このハウスのサバラはまだ花は咲いたことはないそうですが、味はサバラがクセがなく美味しいとのこと。
同じハウスに、色々なイペーがあり、ピンク(7葉で無毛)や大きめの五葉で毛のあるものなどがみられました。
花を咲かせるコツは、地植えせずに根を制限すること。肥料をあげることだそうです。
そうすると1mくらいで花が咲く、品種によっては2期咲きのものもあるそうです。
他のハウスに行くとピタンガプレッタの苗があり、親が黒実でも実生すると赤やオレンジなど色々なものが出るそうです。味も甘いのから酸っぱいのまで出るそうで実生してみると面白そうです。
最後に、超早生結実ジャボチカバを買って帰りました。
この株は根元で直径1.1cmですが、既に3年開花しているそうです。
親株は先のハウスのイブリッダの実生で早くから結実した株で、この苗はその子供(孫世代)に当たり、耐寒性と早生の選抜をしたものだそうです。
この株も実生(ひ孫世代)すれば、同じような耐寒性、超早生のものが出る可能性があるとのことで
実がなったらひ孫世代を作ってみたいと思います。
他にもいろいろ興味深いお話が聞けました。ありがとうございました。
2 件のコメント:
2018/2/21(水) 午前 6:09[ sac*ar*7 ]
お久しぶりです。遠路はるばるですが、出張のついでとかですか?
内陸だから、九州とはいえ結構寒いでしょうねえ。
九州も暖かいのは南西の海岸沿いだけですから。宮崎とか。
ピタンガって実生だと結構変異しちゃうんですねえ。
別の人から、ピタンガは親株の性質を受け継ぐことが多いって聞いていたので、実生で増やしていたんですが、挿し木したほうがいいかも。
ジャボチカバは3年くらいで実が付くハイブリット種が主流みたいですね。
2018/2/22(木) 午前 0:15[ gt_2 ]
sac*ar*7さん
お久しぶりです。
ガーデンは、山の麓みたいな立地でさらに寒かったです。
ピタンガも交配親が何かで変わる気がしますね。赤実と黒実が親なら色々出てきそうだし。
レッドジャボも育てていますが3年経ってもまだ花は咲いていませんw。
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